ASIC(application specific integrated circuit)とは、特定の目的だけのために専用に作られた電子回路(プロセッサと言ってもいいかもしれません)です。マイニングと一言で言っても、特にASICの場合ハッシュアルゴリズムなどによってそれぞれ個別で設計されることになるため、そのアルゴリズムを使った暗号資産で採算が取れなくなってしまったら、ただの産業は器物になってしまう、というハイリスクな商品です。
2024/5/19追記:現在、GPUマイニングでは軒並み低報酬が続いており、当サイトで大きく取り上げるつもりだったHDDマイニングも中々苦しい状況が続いているように思われます。現時点では、ASICマイニングに勢いがあり,リスク云々よりそもそもの収益性で、その他のマイニングはASICマイニングに負けてしまうと言わざるを得ないかもしれません。さらに言えば、ASICマイナーは、設定などの取り扱いの面で、GPUマイニングなどと比べて初心者も扱いやすかったり、組み立ての手間を比べても楽であったり、特に人件費を計算に入れれば圧倒的に有利とすら言えるかもしれません。
2024/12/1現在、下記の耳寄り情報として挙げていたマイニングマシンについて、その次世代のマシンが次々と現れ、当時のマシンでは歯が立たず当サイト運営のチームとしてもかなりの打撃を被ってしまいました。当サイトの情報もそれに合わせて情報を訂正するなど、対応が必要でしたが、後手に回ってしまいました。申し訳ありません。零細企業でやっている吹けば飛ぶようなチームですので、何卒ご容赦いただければと思います。
2023/11/23現在、ASICマイニングで、電気代の関係で厳しい日本の環境でもかなりの利益をあげられるめったにないチャンスが訪れているようです。最近特に伸びてきているのがIceriverのKaspa系のASICですが、当サイト運営では、Asic miner valueなどのサイトを頻繁にチェックして、もう少し前から安定して稼ぐことができていたST-Boxに目をつけていました。実際はAsic miner valueで公表されていた最大値より、実測利益は少し劣っているようですが、電気代の関係で厳しい日本の環境でも黒字が期待できる貴重な存在ではあります。
2023/12/31追記:Asic miner valueで公開されているST-Boxの推定利益は、STCの他にSUMOコインやLetheanが掘れる前提で計算されているようなのに、実際にはSUMOなどのマイニングには対応していない模様で、購入の際は公表値より半分くらいの利益であることを前提に検討されたほうが良いようです。
なお2023/12/24クリスマス特別企画として最近仕入れたST-Boxをメルカリにひっそり出品しています出品していましたが、セールは終了いたしました。
2024/2/22訂正:ST-Boxを巡る状況のさらなる悪化について、別ページに記載いたしました。
2024/5/19追記:既に出回っている情報ではあるはずですが、現時点では大きな期待ができるASICといえば、まず第一に挙げられるのはAL-Boxでしょう。